平成27年12月10日(木)、愛大ミューズ多目的学習室で、留学生を対象とした安全衛生オリエンテーションを実施しました。
このオリエンテーションは、本学の留学生(主に大学院生)を対象に、安全衛生教育推進分科会が中心となり、昨年度から実施しているものです。本学では、現在、アジア、アフリカ、ヨーロッパ等の26ヶ国から訪れた約350人の留学生が在籍しており、今回はその内の6人(インドネシア1人、ネパール1人、バングラデシュ2人、マラウイ1人、モザンビーク1人)が参加しました。
始めに、同分科会長で医学系研究科の浜井盟子講師から、本学全体の概要の説明があった後、授業中あるいは日本で生活する上で困ったこと、危ないと感じた経験などについて、留学生に質問が投げかけられました。これに対し、留学生からは「自転車に乗っていて友人が転んでしまった」、「用紙が詰まりコピー機が動かなくなったが、日本語の取扱説明書しかなく対応できなかった」と、様々な経験談が発表され、なぜそういった状況になったかを話し合いました。 次に、配付した資料に基づき、インシデントレポート(ヒヤリとしたりハットした経験を記録すること)について説明があり、自身に起こった危険な状況を想定して、各自がレポートを書く練習をしました。
最後に、足球即时比分_365体育直播¥球探网のルース?バージン教授から、実験風景の写真が示され、「どこにどのような危険が潜んでいるか、また、その危険を回避するためにはどうすればいいか」との質問がありました。留学生自身が安全に実験に望むことができるように、今後注意すべき点について話し合いがもたれました。
オリエンテーション終了後、留学生からは「個人保護具の重要性やリスク回避の考え方が理解できた」「参加して良かった」等の感想が寄せられ、有意義なオリエンテーションとなりました。