平成27年10月1日(木)、共通教育講義棟北別館41講義室で、第2回教育コーディネーター研修会を開催しました。
教育コーディネーターは、教育方針の立案、カリキュラムの編成、教育内容?教育方法の改善、教育効果の検証、教員の教授能力の向上などの活動において中核的な役割を担っています。教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図り、全学的に一体感のある改革を推進するための技法習得や情報交換を目的として、年4?5回開催しています。
今年度は、「足球即时比分_365体育直播¥球探网における今後の入学者選抜のあり方を考える?“学力の3要素”を踏まえたアドミッション?ポリシーの実質化?」をテーマに、全4回の研修会を実施予定です。平成32年度から実施される新しい大学入学者選抜制度に各学部が即応できるように、教育改革も含めた体制の構築を行うことを目的とし、今年度は、参加対象者をアドミッションセンター員及び各学部等入試担当教職員にも拡大して実施しています。
第2回目となる今回は、まず大橋裕一学長から、これまでの教育コーディネーター研修会の成果説明とともに、今年度の取組みへの期待を込めた開会の挨拶がありました。次に、四国地区国立大学連合アドミッションセンターの井上敏憲センター長から、「高大接続改革答申と個別大学入学者選抜方法の見直し」と題して、今後の入学者選抜におけるポイントと方向性の解説、質疑応答がありました。
続いて、面接等に関する学内の先行事例として、スーパーサイエンス特別コース(以下、「SSC」という。)の武岡英隆コース長から、SSCにおけるAO入試と活動報告書等の活用方法について説明がありました。引き続き、法文学部の岡本隆教授から、平成28年度から新設予定である社会共創学部の入学試験問題の構成と問題例について説明があり、また、大学院医学系研究科の小林直人教授から、医学部における出願データの面接への活用等について説明がありました。
最後に「学力の3要素」を評価する方略を考えるワークショップが実施され、研修会参加教員が各学部のグループに分かれ、各学部においてネット出願方式で入力された内容や面接その他で得られた情報を入学者選抜にどのように取り入れられるかについて、意見交換を行いました。その後、会場全体での共有と次回研修会(12月開催)までの課題確認をし、今研修会も大変有意義に終了しました。