平成27年11月25日(水)、医学部附属病院医療安全管理部主催の「医療安全に関する改善事例発表会」を開催しました。
この発表会は、医療安全週間(11月22日?28日)に併せて、本院教職員が医療安全管理に関して改善を行った事例を発表し、更なる医療安全の向上を目指すことを目的として、毎年開催しています。
今回は、本院関係者約200人が参加する中、医療機器や薬剤関連の改善事例について、計8部署から発表がありました。最優秀賞には、「安全と自立を目指す、技術チェックリストの活用」を発表したICU2チームが選ばれ、医療安全管理部長の相引眞幸教授から表彰を受けました。
これまで、新人看護師への指導の中で、個々の看護技術の上達度合が不透明でしたが、今回、看護技術の詳細な項目を記載した評価票を作成し導入しました。その結果、新人看護師の看護技術到達度がひと目で分かり、また、個々の得意、不得意がわかることで、不得意な項目を補おうと意識の向上に繋がる等、大きな効果がありました。
発表後の質疑応答では、活発なディスカッションが行われ、多職種間でコミュニケーションを深める機会となりました。
当院は、これからも安全で安心な医療体制を構築する為の活動を行っていきます。