平成18年1月16日(月)松山市が募集した「第7回学生による政策論文」の表彰式が松山市役所で行われ、本学の学生さんたちが、優秀賞などを受賞しました
「学生による政策論文」は、松山市が、”日本一のまちづくり”に取り組む中で、学生さんにまちづくりや行政に関心を持ってもらうことやその提案を市政に生かすことを目的として、まちづくりについてのアイデアや意見を募集するもので、可能なものは提案そのものやその趣旨を市政に反映をさせるものです。
今回受賞した学生さんたちは、1月20日(金)学長室を訪れ、小松学長に報告を行いました。
受賞内容は、以下のとおりです。
優秀賞
教育学部 4回生 山下 奈央、石川 幸絵、井上 由佳理、柏木 優、中村 幸代、三好 くみこ
テーマ『地域密着型絵本を作ろう ?子どもたちに「たぬき伝説」の面白さを!?』
松山に数多く残る「たぬき伝説」を多くの人々に知ってもらうことが、松山に親しみをもち愛着をいだくきっかけとなると考え、次世代を担う子どもたちを主な対象とし、絵本や紙芝居を通して「たぬき伝説」を伝えていくことを提案しました。
優秀賞
法文学部 1回生 井出 祐輝、八木 勇樹、工藤 洋一郎、本川 尚美、石原 絵梨子、藤田 和代、古川 佳奈
テーマ『坊ちゃん先生、おいでんかなもし!?「坊ちゃん同窓会まつり」で松山市を活性化しよう』
松山が舞台とされる『坊ちゃん』は、魅力溢れる国民文学ですが、その内容をしっかりと理解している人は少ない。そこで、『坊ちゃん』の原作を広く知ってもらい、かつ地元経済を支える観光業に貢献できるイベントを開催してはどうかと考え、「松山坊ちゃん同窓会まつり」を提案しました。
佳 作
大学院法文学研究科 2回生 大政 太
テーマ:『明治文化の中心都市として 「明治歴史文化検定」の実施』
「明治歴史文化検定」は、ソロバン検定や漢字能力検定のように試験を実施し、主催した団体が合格者を認定するという形式のもので、検定により明治という時代を深く知る機会を創造し、同時に明治文化の中心都市松山市への注目につながると考えました。
アイデア賞
法文学部 2回生 小林 卓司
テーマ:『NO.1は誰の手に!!”坊ちゃんクイズ”?松山の魅力を再発見しよう?』
「坂の上の雲を軸としたまちづくり」や「物語のある日本一のまちづくり」など松山を題材としたクイズ大会を開催し、市民の理解を得ることで、市と市民が協力してまちづくりを推進していくことが可能になると考えました。
過去の入賞作品やそれらの提案の実施状況は、松山市企画政策課のホームページに掲載されています。今回の受賞論文も、近日中にその全文が同ホームページに掲載される予定です。
広報室