お知らせ

第44回ヘルスアカデミーを開催しました【2月7日(日)】

平成28年2月7日(日)、いよてつ高島屋9階ローズホールで、第44回ヘルスアカデミー「子どもの健やかな成長のために」を開催しました。

 子どもの成長や身体的、精神的な発達を見守ることは重要視されており、継続的な診療の必要性が指摘されています。今回のヘルスアカデミーでは、子どもの健やかな成長に必要なことについて専門医が解説しました。
 まず、医学系研究科精神神経科学講座の上野修一教授から開会の挨拶があり、医学部附属病院子どものこころセンターの堀内史枝センター長が、センターの設立経緯や受診状況などを説明しました。
 次に、本院周産母子センターの松原圭一准教授が、低出生体重児(2500g以下)が増加していること、低出生体重児はさまざまな疾患の発症リスクが高くなることを話しました。また、同センターの福田光成准教授は、自身の体験を元に子育てのコツを分かり易く話し、急な病気には、ウェブサイト『こどもの救急』や小児救急電話相談『?8000』を活用してほしいと述べました。
 続いて、同講座の河邉憲太郎医師が、こころの成長と体の成長のバランスが不安定になる思春期について説明しました。最後に、本院睡眠医療センターの淡野桜子医員が、睡眠のメカニズムや質の良い睡眠の方法について説明しました。
 講演後に設けられたQ&Aコーナーでは、「ドクターショッピングについて」「妊娠中に必要な栄養素をサプリメントで補えるか」「保育園でのお昼寝について」など、参加者からたくさんの質問が寄せられ、活発な質疑応答が行われました。「子ども」がテーマということで、多くの教育機関からも参加があり、関心の高さが伺えました。

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