平成27年12月11日(金)?13日(日)、本学留学生2人(中国1人、台湾1人)が、宇和島市でホームステイを体験しました。
このホームステイは、地域における相互交流の推進と、愛媛をより深く留学生に知ってもらうことを目的に、国際教育支援センターが毎年実施しているものです。また、留学生と地域の方や地域社会との交流をより強化するため、ホームステイ中には、地元の小学校訪問も行っています。
まず、宇和島市立奥南小学校を訪問しました。留学生は日本語で中国と台湾について紹介し、小学生からは小学校紹介がありました。留学生は、小学生からのいろいろな質問に答えたり、一緒に日本のゲームを楽しんだりして、交流を深めました。そして、給食や掃除に参加し、自分たちの母国とは異なる小学校の様子に驚いていました。
その後、ホストファミリーと対面し、緊張した面持ちで日本語で挨拶をしていましたが、松山に帰るころにはコミュニケーションが深まり、「日本の家族」との別れを惜しんでいました。ホームステイ終了後の日本語の授業では、初めて日本語でお礼状を書き、早速ホストファミリーへ送りました。
この行事は、毎回県下の異なる地域で行っており、今回で23回目となります。いずれも地域の皆様のご協力のもと、それぞれの地域の特徴を生かした内容で行ってきました。現在では、この行事を通してできた関係が広がり、本学国際教育支援センターと各地とのネットワークが形成されつつあります。センターでは、今後もこの行事を継続的に行い、この交流の輪をさらに広げていきたいと考えています。
今回のホームステイは、宇和島市吉田町国際交流協会と奥南小学校の皆様に多大なご協力をいただきました。心よりお礼を申し上げます。