平成28年4月21日(木)、インドネシア共和国中カリマンタン州パランカラヤ市からモフィト?サプトノ副市長ほか13人が本学を訪れ、学生や教職員と交流しました。今回、一行は、県内企業から消防車等の緊急車両の贈呈を受ける目的で来県し、本学に先立ち愛媛トヨタ自動車株式会社、愛媛県庁、松山市庁を訪問されました。
本学では学生?教職員との交流会を開催し、農学部の嶋村鉄也准教授が、これまでパランカラヤ市周辺で行ってきた熱帯泥炭湿地林の管理に関する研究を紹介しました。それを受け、同市防災対策?消防部のアンワル?サヌシ部長とモフィト副市長がコメントし、学生との質疑応答を行いました。
続いて、学内に今春オープンしたレストラン”haco”で、愛媛?インドネシア友好協会主催の歓迎夕食会を開催しました。開会に先立ち、本学の仁科弘重理事?副学長が、「本学農学部の3人の教員が国立パランカラヤ大学の研究者と熱帯雨林に関する共同研究に従事しており、今後の学術交流の進展を期待したい」と挨拶しました。同大学農学部元専任講師であるモフィト副市長は、本学との学術交流協定締結の希望を述べられました。歓迎会には、県内企業関係者や本学で学ぶインドネシア人留学生も参加し、盛会となりました。