農学部Ehime University Guide Book 66[ 高知県立高知小津高等学校卒 ]多様な仲間とともに農業の幅広い分野が学べる中学生の時に課題研究で作物を扱った経験から、植物に興味をもち、農業生産技術やスマート農業を学ぶことができる農学部食料生産学科を選びました。本学科の講義では、農業機械の開発、作物?家畜の生産、流通?販売について一貫して学べるため、農業について広い視点を得ることができます。また、3年次には専門分野の研究室に配属されます。研究室では国内外から集まった様々な考えをもつ仲間と一緒に実験するため、自分には想像もできなかったアイデアや新たな価値観を得ることができ、新鮮な気分で楽しく日々過ごしています。受験生のみなさんも幅広い分野を学べて、多様な仲間とともに大学生活を楽しめる本学科を選んでみてはいかがでしょうか。授業の内容が実践につながることを実感私は土木と自然環境に興味があり、両方を学ぶことが出来る農学部生物環境学科を選択しました。1年次には概論を通じて森林、農業土木、環境保全の3コースの基礎を学び、2年次にコース分属します。考える期間があるので、やりたいことを明確に出来る学科です。私が所属している地域環境工学コースは、授業のほぼすべてが公務員試験の勉強につながる上、JABEE認定農業土木プログラムを修了すると、技術士補や測量士補の資格が取得出来ます。内容が濃い分、やることが増えるのも事実です。しかし、教員1人当たりの学生の人数が2?5人なので、先生方に気軽に相談できる上、就活や進路についても親身にサポートしてくださいます。悩む時間が減り、部活動やアルバイトにも真剣に取り組むことができます。西原 歩夢生命機能学科谷本 和也農学研究科自身の興味と出会い、その追求ができる場所私は生物が持つ化合物に興味があり、関連してバイオテクノロジーに根差した広範な学問を学ぶことができる農学部生命機能学科へ進学しました。この学科では、有機化学や酵素化学、食品機能学、微生物学、遺伝子工学などの学問分野で構成され、2?3年次でそれぞれの基礎知識を専門科目として学習します。2年次後期から各教育分野で学生実験が実施され、体験を通じて自分の興味を知った上で、分属される研究室を選択できます。私は、天然物有機化学研究室を選択し、特に脂質に着目した有機合成について研究を行っています。この学科では、共同研究や学会?セミナーへの参加など自身の専門以外の知識に触れる機会も多数あり、遭遇する新たな発見や興味などが魅力の一つだと感じています。環境問題に向き合わなければならない世代私は微生物の分離研究に興味があり、とりわけ感銘を受けた研究テーマを持つ先生が在籍している学科?コースを選びました。そういうわけで、当初環境保全への興味は程々といったところでしたが、授業や研究の中で語られる環境問題は私の環境保全への意識を焚きつけるには充分…イヤ、想像以上に大き過ぎる。そんな環境問題に対し様々なアプローチから監視および解決を図るスペシャリストが在籍しているのが私の所属する環境保全学コースであり、水産学?毒性学?生態学などなど幅広い知識が得られます。ただ、それぞれの分野は決して独立しているわけではなく繋がっており、環境問題解決に興味があって巨視的な視点を手に入れたい人は勿論、私のように興味は程々だという人にとっても面白いコースなのでお薦めします。[ 岡山県立倉敷天城高等学校卒 ]高橋 力食料生産学科村上 勝亮生物環境学科NISHIHARA AYUMU応用生命化学コース4年生TANIMOTO KAZUYA生物環境学専攻環境保全学コース修士1年生[ 新居浜工業高等専門学校卒 ]TAKAHASHI RIKI農業生産学コース4年生MURAKAMI SHOUSUKE地域環境工学コース4年生[ 広島県私立盈進高等学校卒 ]学生からのメッセージ
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