〝誰かのため?は〝自分のため?になるStudent’s私は中高と生徒会活動に携わっており、その延長線でSCV(スチューデント?キャンパス?ボランティア)?GI(足球即时比分_365体育直播¥球探网生協学生委員会)に加入を決めました。どちらもメンバーが200人を超える団体で、活動の“誰かのために”という共助の志に心を打たれたのです。しかし、実際に団体で活動していく中で、自分や当団体だけが学びを与えている側なのではなく、愛大生や組合員の企画参加者、教職員の方々からも多くの学びと支援を受けていることに気づかされました。これはメンバーとの間にも強く感じたことです。私は両団体で代表を務めていましたが、日々自分の周りにいるすべての人に助けられ、学びをもらっています。それに気づいてからは、「自分も人も誰かに支えられている存在」ということを理解し、広く自分の周囲にいる「仲間(ピア)」を大切にし、効率も大切ですが、何より皆の想いを大切にするようになりました。これを機に、社会の中での自分の役割や立場も考えるようになりました。現在農学部で環境問題や自然生態系について学んでいますが、今後は医薬品による環境問題について専攻したいと考えています。環境保全と医薬品が共存するためにどうするべきか考え、解決策を模索していきたい。そして、そのような課題に向き合いながら、製薬会社でMRとして勤務し、世界中の必要な場所と人に適切な医療が届くよう、尽力したい。また、少しでも社会に自分自身の学びを還元できるよう、卒業後もボランティア活動など支援活動を続けたいと思っています。09 Ehime University Guide Book Voice 01ボランティア活動で見えてきたもの農学部 生物環境学科 環境保全学コース 3年生 [愛媛県立松山東高等学校卒] 八塚 愛里沙さん
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