自分を高める日々でEhime University Guide Book私が所属する演劇部は、年4回ある公演のために約2か月の公演期間中において、稽古や舞台装置及び小道具制作、役者の衣装の制作?立案等を行っています。さらに夏休み期間には1週間程度の合宿や愛媛県で活躍されている演劇団体さんとの交流、学外の公演への参加等の活動もあり、様々な方との交流の多い部活動です。私は、新入生歓迎行事の1つである「新歓公演」というものを観劇し、今までに経験したことのないことをやってみたいと思い、入部しました。高校までの部活動は、顧問の先生のご指導の下で活動を行うものでしたが、大学では学生自身が完全主体となり、自分たちがしたいことを自分たちで立案し、実行することができます。0から立案した計画を、様々な個性を持った仲間たちと紆余曲折ありながら最後まで実行することができ、かつその計画が成功したときには自分の成長を感じることができます。特に私は副部長を務める中で、部員全員の意思の疎通や尊重に注力し、部員1人に責任が偏ることや、部内の雰囲気が悪くなるような要因を取り除くよう常に気をつけています。また、部長の仕事の負担を少しでも減らすよう心掛けています。このような大学での部活動は、楽しいことだけではなく大変なこともありますが、それを乗り越えることでまた一歩成長を感じることができます。誰かから指示されるのではなく、自分が何をしたいのか、何をすればよいのかを考え主体的になって行動することで身についた思考力や行動力は、今後の研究生活や社会人生活に強く活きると思います。150からつくる、だから考え行動できる理学部 理学科 化学コース 4年生 [香川県立観音寺第一高等学校卒]大西 悠生 さん!
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