Ehime University Guide Book15私が所属する漕艇部では、梅津寺や玉川ダム湖での水上練習の他、ローイングエルゴメーターと呼ばれるマシンを使った陸上練習を行っています。朝日レガッタや、四国地区大学総合体育大会、全日本大学選手権大会など様々な大会に出場しており、地区大会では優勝を、全国大会では入賞を目指して練習に励んでいます。最近では、中国学生選手権での男子シングルスカル優勝や、全日本新人選手権大会での男子シングルスカル6位入賞などの成果を残しました。入部のきっかけは、高校から漕艇部に所属していたことと、部の雰囲気や練習環境が自分に合っていたことです。高校と同じ部活ではありますが、大学での漕艇部は、自律性が求められ、柔軟な活動が可能となります。空きコマ等の隙間時間を活かし、フレキシブルに時間を使うことができるのも、違いの一つです。高校時代は顧問の先生から出された課題をこなしていくだけの日々でしたが、大学生になってからは世界で活躍するトップ選手の漕ぎを見て刺激を受け、自分の漕ぎへも生かそうと自ら研究するようになりました。普段の練習から真摯な態度で取り組むようになったことは、モチベーションの面や技術的な面でも成長したところだと感じます。ボート競技は体力?精神的にも過酷なスポーツです。ですがその分、何事にも必死でやり抜く力を得ることができる競技でもあります。私は将来医師を目指していますが、体力?精神面はもちろんのこと患者さんの治療に対して全力で取り組むことができるよう将来に活かしたいと考えています。Students’ Voices自律性と、強い精神力を養う医学部 医学科 3年生 [ 愛媛県立松山東高等学校卒 ]河野 颯次郎 さん03自分を高める日々で
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