社会共創学部ガイド2025
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4812356719「海外フィールド実習Ⅰ?Ⅱ」の他にも、より多くの学生が参加できる正課外科目を随時実施しています。1/お菓子の屋台を経営している家族を訪問 2/村の女性団体との話し合いと昼食交流 3/お茶のプランテーションを調査 4/現地大学の先生が村の生活を説明5/調査後に村の子ども達と交流 6/魚の加工会社を見学 7/民族楽器アンクルンの演奏を鑑賞 8/洪水調査についてインタビュー社会共創学部では、海外をフィールドとする国際プログラムを正課教育として積極的に展開しています。学生が国際的な経験を通して、次の能力を獲得することを目的としています。 ?グローバルな視野から、様々な現象を捉えることのできる思考力を修得する。 ?国際プログラムへの参加を通じて、語学、異文化理解、コミュニケーションなど国際的に必要とされる教養を身につける。 ?専門分野を横断した社会共創力を発揮し、海外の地域課題を総合的に解決する力を養う。海外フィールド実習Ⅰ?Ⅱ「海外フィールド実習Ⅰ」は1年次以上、「海外フィールド実習Ⅱ」は2年次以上を対象に、8?9月の休暇中に複数の学年が一緒に取り組む学部の選択科目です。本科目は、インドネシア、ネパール、カンボジア、韓国等のアジア諸国において、現地の大学?学生、地域住民などと一緒に活動します。1週間から2週間のフィールドワークを中心に、課題や魅力の発見、その解決や活用に関する考察と提案、異文化交流を行います。渡航前には事前学習を行い、基礎情報の収集、異文化理解、文献調査、語学、渡航の注意点を学びます。渡航後は、レポート提出と発表を行います。これらによって渡航の意義と安全性を高め、効果的な振り返りと成果の共有を図ります。実施国ではそれぞれの状況に合わせたプログラムが展開されています。例えば、インドネシアでは環境や貧困に関する問題、ネパールでは災害復興をそれぞれ主なテーマとして、市街地や農山漁村でのフィールドワークを実施します。いずれのプログラムにおいても、現地の大学?学生、行政機関、地域住民等と協働しながら、調査や実践活動に取リ組みます。海外で地域の実態や歴史背景に直接触れることによって、学生が地域的課題について国を越えて「自分ごと」として理解できるような当事者性の形成を目指しています。寄附講座について(ENDOWED COURSES)■ 社会共創学(伊予銀行)講座株式会社 伊予銀行 取締役頭取 三好 賢治私ども地域金融機関にとって地域活性化は、これまでも、そしてこれからも重要な課題です。愛媛県では、少子高齢化や人口減少が進み始めており、今後さらに加速する時代を迎えます。そして、その流れは都市部より地方でより顕著に表れると予想されているため、地域に密着し、地域と共生する金融機関としても、地域活性化は、解決すべき大変深刻な課題です。このような環境の中で、地域に暮らす多様な人々が共創し課題を解決することを目指す「社会共創」をキーワードとする寄附講座を設置いたしました。本講座を通じ、地域活性化に関する議論が深まりますことを祈念申し上げます。寄附の時期及び期間:2016年度から2025年度■ グローバル共創人材育成(愛媛銀行)講座株式会社 愛媛銀行 頭取 西川 義教人口減少問題や地域経済の衰退が課題とされる中、当行は、地域とのつながりを大切にする考えのもと、地方創生に貢献すべく、地域密着金融の取組みを着実に実践してまいりました。一方、世界に目を転じてみると、環境問題等我々を取り巻く影響の範囲も全世界的なスケールに及んでいると思います。本講座の設置により、受講者の皆様が、海外のさまざまな文化や価値観を知り、より広い考え方を養うと同時に、地域の良さや課題を再認識することで、地域の未来を共に創る実践的な人材の育成に寄与できれば幸いです。寄附の時期及び期間:2017年度から2024年度国際プログラム

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