社会共創学部ガイド2025
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名7009経済学?経営学的な視点から地域経済の諸問題を捉え、企業や地域社会の構成要素を総合的に理解し、実践的な能力を身につけた人材の育成を目指します。知向上策の提案POINT「初年次プロジェクト演習」は産業マネジメント学科1年次の必修科目で、入学後最初に受講する実践力育成科目です。この授業は、地域のステークホルダーである企業や自治体などから実際に直面している課題を提示してもらい、それに対して解決策を提案するというプロジェクトを実行する科目です。6名程度ずつのグループを編成し、グループワークを通じてまとめたチームとしての提案を地域のステークホルダーに向けてプレゼンテーションします。この授業を通じて、社会で働くために必要な力と自分の力とのギャップを認識することになるでしょう。◎プレイス?ブランディングで考える島の廃校再利用案◎心理学における「先延ばし分類」と行動経済学における 「時間割引率」の関係性について◎ピンホールマーケティングに基づいた駄菓子屋の可能性産業マネジメント学科には、経済学、経営学、情報科学の分野を研究する教員が所属し、理論的な専門教育と課題解決型の実践教育を連動して学ぶことができます。専門教育では、文理融合型の専門科目を配置し、実践教育では、課題に対してデータや調査に基づいた定量的なアプローチを行い、これらの理論と実践を融合させることで、社会で必要とされる力を身につけます。私たちが暮らす社会は急速に変化しつつあり、世界の動きと無縁でいることは不可能です。このような社会で生じる問題を解決できる人材になるには、経済や経営を学び、その知見を実際の現場で活用する、その往還が不可欠です。本学科では、問題の原因を探り、解決の方向性を考え、解決したいと願う皆さんのための新しい教育プログラムを提供しています。地域に欠かすことのできない人材になることを、一緒に目指してみませんか?MESSAGE FROM THE DEPARTMENT CHAIR経済学、経営学分野の学びを問題解決に活かす学科長/曽我 亘由(専門:ミクロ経済学)入学定員学科のことをもっと詳しく!INDUSTRIAL MANAGEMENT経済のグローバル化に伴い、地域のあり方は大きく変化しており、愛媛県をはじめとした地域産業の多くは、事業者数の減少や担い手不足といった課題に直面しています。本学科では、地域社会や地域経済が抱える諸問題を、経済学?経営学的視点に立ち、文理横断的に捉えます。企業を構成するヒト?モノ?カネ?情報などの経営資源について理論的かつ体系的に学び、地域企業と連携してプロジェクトの実践に取り組みます。これらの理論と実践を融合した共創的課題解決力を修得し、地域産業の持続可能な発展に貢献することを教育?研究の目的としています。主な研究テーマ◎愛媛県産アボカド産業のマーケティング戦略 ?認知度向上と普及を目指したロードマップ?商品化の提案?◎VRがもたらす未来の福祉社会◎地元老舗酒造会社、手漉き和紙職人とコラボした新商品開発と認初年次プロジェクト演習―社会のリアルな課題に触れる―地域産業の課題を解決し地域経済の未来を担う「地域産業人材」の育成STUDIES産業マネジメント学科経済?経営の力で地域を変える

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