未来の愛大生へ

2022.07.11
「広く社会に貢献できる人材」を目指して

六車 浩二

●農学研究科研究生(2022年度入学)
●農業機械システム工学

私は新聞社印刷工場で工場内生産?建物設備の保守?改善業務に携わり、定年退職後に大学院に進学して技術顧問(非常勤)として工場内の課題を解決できるアイデアの実現に向けた研究をしていました。縁あって2020年10月(当時63歳)に愛媛県一小さな町の松野町で「地域おこし協力隊」として着任、今までに培ってきた知識や経験を活かしながらICT支援業務を中心に活動しています。

町内の小中学生を対象にした電子工作?プログラミング教室や出前授業、IoTを利用した地域課題解決プロジェクトに取り組み、低コスト小型農作業ロボットの早期社会実装に向けた研究もしています。

私が研究生としてお世話になっている農業機械システム工学研究室では、農作物(桃、柚子、栗、梅など)の収穫コンテナを人に自動追従させながら搬送させるロボットを研究、研究室ゼミで学部生へ関連技術の講義も担当しています。

松野町に限らず、全国的に人口減少や高齢化が深刻な地域が多く、農作業負担を軽減させるロボットの社会実装など地域の課題を解決できる人材育成も急務です。地域とともに地域の課題を解決できる人材育成に力を入れている足球即时比分_365体育直播¥球探网で学び、大学と社会のつながりを意識しながら、広く社会に貢献できる人材を目指してください。

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