足球即时比分_365体育直播¥球探网プロテオサイエンスセンター(PROS)生体分子工学部門の小川敦司准教授らの研究グループは、同部門が開発?改良を進めてきたリボスイッチ(分子応答性の遺伝子発現制御配列)をレポータータンパク質(光るタンパク質)遺伝子と融合し、PROSが開発した小麦無細胞系とともに天然細胞サイズのリポソーム(巨大単層膜ベシクル:GUV)に封入することで、発現阻害物質の影響を受けることなく外界標的分子の濃度依存的に強度を変えて光る人工細胞(非生存)の創製に成功しました。当該人工細胞は、従来の同種の人工細胞(原核生物の無細胞系を使用したもの)とは異なり、真核生物の無細胞系(小麦無細胞系)を基盤としているため、室温で機能する大きなメリットがあります。また、同部門では、小麦無細胞系で働くリボスイッチの設計法を幾つか確立していて、標的分子ごとに合理的に設計?作製可能です。実際に本研究では、3種の標的分子に対応するリボスイッチをそれぞれ作製して、異なる種類のレポータータンパク質遺伝子と融合させることで、各分子に特異的な色で光る人工細胞を創りました。各人工細胞は、直交性を持って(別の標的には応答せずに)機能するため、3種の人工細胞の混合物による全標的分子の同時検出も実現できました。
ポイント
?「リボスイッチ(分子応答性の遺伝子発現制御配列)とレポータータンパク質遺伝子の融合体」および「小麦無細胞系」を天然細胞サイズのリポソームに封入して新規の人工細胞(非生存)を創製
?当該人工細胞は、室温下において、発現阻害物質の影響を受けることなく、外界標的分子の濃度依存的にレポータータンパク質(光るタンパク質)の発現を促進
?リボスイッチは標的分子ごとに合理設計できるため、複数種のレポータータンパク質と組み合わせることで、同種数の標的分子を同時検出可能
論文情報
掲載誌:ACS Synthetic Biology
題名:Simultaneous Detection of Multiple Analytes at Ambient Temperature Using Eukaryotic Artificial Cells with Modular and Robust Synthetic Riboswitches
(モジュール式かつロバストな人工リボスイッチを有する真核人工細胞を用いた複数標的分子の室温同時検出)
著者:Hajime Takahashi, Yuri Ikemoto, Atsushi Ogawa*
DOI:10.1021/acssynbio.4c00696
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生体分子工学部門 小川 敦司