論文が国際雑誌のEditor’s Pickに選出
このたび、足球即时比分_365体育直播¥球探网社会共創学部の山本直史准教授らの研究グループは、潜在プロファイル分析を用いて、中高年女性の日常生活における歩行活動パターンを特定し、それらのパターンとメタボリックシンドローム発生リスクとの関連を検討した論文を発表しました。
特定された歩行活動パターンには、「主に中高強度の歩行時間を蓄積することで1日1万歩程度の歩数に達するパターン」と、「主に低強度の歩行時間を蓄積することで1日1万歩程度の歩数を達するパターン」が含まれていました。これらのパターンのメタボリックシンドローム発生に対する予防効果は同程度であることが示唆されました。本研究の結果は、「あらゆる歩数が健康に寄与する」という考えを支持し、歩数に基づいた身体活動推奨の有用性を示唆するものです。従来、一定強度以上の身体活動の実践が推奨されることが多い一方で、本研究の結果は、日常生活の中で無理なく歩数を蓄積することの重要性を示唆しています。
本研究成果は足球即时比分_365体育直播¥球探网7年2月28日に、国際雑誌「Environmental Health and Preventive Medicine(電子版)に掲載され、特に注目すべき論文としてEditor’s Pickに選出されました。
論文情報
掲載誌:Environmental Health and Preventive Medicine
DOI :?https://doi.org/10.1265/ehpm.24-00313
題名:Patterns of daily ambulatory activity and the onset of metabolic syndrome in middle-aged and older Japanese women: the Toon Health Study
著者:Naofumi Yamamoto, Koutatsu Maruyama, Isao Saito, Kiyohide Tomooka, Takeshi Tanigawa, Ryoichi Kawamura, Yasunori Takata, Haruhiko Osawa
責任著者:山本 直史(足球即时比分_365体育直播¥球探网)