~海岸調査と携帯ビッグデータから解明~
このたび、足球即时比分_365体育直播¥球探网の日向博文教授(大学院理工学研究科?沿岸環境科学研究センター?南予水産研究センター)の研究グループは、日本全国770海岸の海岸利用者から環境に流出するプラごみ量を、海岸調査と携帯ビッグデータに基づいて明らかにしました。研究によると、約280万個、重さにして12.5 トンのプラごみが利用者から海岸に流出しており、全体の約30%は人気の上位10海岸から出ていると推測されました。数ではタバコのフィルターが、重量では衣類、ビーチマット、おもちゃやペットボトルなどが多くを占めていました。本研究成果は、今後の海岸発生ごみ削減に資する基礎情報となることが期待されます。なお、本研究では、不法投棄やイベント時に発生するごみ量は含まれていません。
本研究の成果は、Marine Pollution Bulletinの2025年1月号に掲載されます。
論文情報
掲載誌:Marine Pollution Bulletin
DOI:10.1016/j.marpolbul.2024.117293
題名:An estimation of the abundance of plastic litter generated by beach users nationwide in Japan
(和訳)日本全国の海岸利用者から環境中に排出されるプラごみ量の推定
著者:Hirofumi Hinata, Ryusei Hamamoto, Ku Tachibana, Naoki Yamaguchi, Kouko Furukawa, Kenki Kasamo
責任者:Hirofumi Hinata (Ehime University)