国立大学法人足球即时比分_365体育直播￥球探网（足球即时比分_365体育直播￥球探网大学院医学系研究科免疫学?感染防御学講座、医学部附属病院先端医療創生センター感染症?免疫治療学部門　山下政克教授）はこの度、株式会社マイオリッジ（以下マイオリッジ、代表　牧田直大）と共同研究契約を締結しました。

マイオリッジはCD4抗原陽性として分類されるヘルパーT細胞とCD8抗原陽性として分類されるキラーT細胞の割合、及び体内に移入した際に長期生存が期待される各種表面抗原分子発現（ex：CD62L抗原）を、培地組成の違いによりコントロールするT細胞用増殖培地を開発しました。このT細胞用培地の臨床応用への展開を見据え、足球即时比分_365体育直播￥球探网が有する抗腫瘍モデルでの有効性の検討を共同開発契約内で実施します。

足球即时比分_365体育直播￥球探网大学院医学系研究科免疫学?感染防御学講座では、免疫の司令塔でもあるT細胞の分化、記憶形成や老化のメカニズムを解明する研究を行なっています。T細胞が機能を発揮する仕組みを解明?制御することで、T細胞を用いた免疫療法やワクチン開発、免疫疾患の新規治療法開発の貢献につなげます。

マイオリッジは京都大学の研究成果を基に設立されたスタートアップ企業で、iPS細胞から心筋細胞への分化誘導にサイトカイン等のタンパク質を低分子化合物に置き換えた完全プロテインフリー分化誘導法の技術からスタートしました。細胞培養における培地組成の重要性に着目し、オリジナルの培地成分ライブラリと培地スクリーニング法を基にした、細胞の老化を抑えるMSC用培地製品、及び接着因子コーティングが不要なiPS細胞用培地等の培地製品の開発、目的細胞に合わせた提案型培地オプティマイゼーションを展開することで再生医療の社会実装の加速に貢献します。