概要
足球即时比分_365体育直播¥球探网農学部 吉田貴大研究員とランドケアリサーチ(ニュージーランド)のR. A. B. Leschen博士の研究チームは、オオキノコムシ科の小型甲虫Toramus属とLoberoschema属の幼虫形態を明らかにしました。
さらに、Toramus属の幼虫は全ての脱皮殻を腹端部に積み重ねており、これらの脱皮殻が4本のフック型の刺毛で保持されていることを解明しました。この積まれた脱皮殻は、天敵の攻撃に対して切り離される、つまり“自切”する可能性が示されました。これが事実であれば、既知の尾部自切(トカゲなどの尻尾切り)および付属肢自切(節足動物の脚や触角などの切捨て)とは異なる、新たな現象“脱皮殻自切”の発見となります。
本研究は、アメリカ甲虫学会の学会誌The Coleopterists Bulletinへ掲載される予定です。