教えて先輩!

【シリーズ】伊予弁拡散希望|②伊予弁に触れよう。(中級編)

独特のニュアンスや響きがある伊予弁に触れよう!!

下の3つの言葉、皆さんは分かりますか?

愛U38伊予弁_0920

よもだ

意味は「いい加減な」。否定的な意味で使われることば。若い世代ではほとんど使われなくなっています。しかし、おじいちゃん、おばあちゃん世代ではまだまだ健在です。標準語では伝わらないニュアンスを含んだ伊予弁として、知っておいてもらいたいことばの一つです。

なもし

語尾につけて強調させるときに使うことば。しかし、どの世代でもほとんど使われなくなってしまっています。ちなみに、この「なもし」は、中予を中心に使われており、東予では「のもし」、南予では「なーし」と変化するぞなもし!!

きとーみ

意味は「来てみて」。他にも「ゆーとーみ」や「しとーみ」という表現があります。聞いたことがある人も多いのでは? 文字で表してものんびりとしていて、柔らかな響きが感じられることばですね。

今回取り上げた伊予弁には、現在あまり使われていないものもありますが、少しでも伊予弁に親しんでもらいたいということで紹介しました。皆さんにはぜひ実際に聞く機会、そして使う機会を作ってもらいたいです。文字では伝わらない伊予弁のよさが発見できると思います。