愛大俳句研究会
松山ならではのサークル『愛大俳句研究会』
みんなで俳句してみませんか?
「俳句って難しい」と思っているあなたへ。ずばり、俳句はとても楽しいです。簡単な俳句の作り方を、このページの下で紹介しているので、もしよろしければご覧ください。
俳句の楽しみ方の一つに、作った俳句を発表する句会があります。句会では、作ってきた俳句を皆で見せ合い、気に入った俳句に投票をして、その選んだ理由を語り合います。その時には、誰がどの俳句を作ったかはわかりません。だから、自分の俳句が選ばれたときのドキドキ感、選んだ理由を語る時間、俳句の作者を明かす瞬間の緊張感はたまりません。
また、これらは日常のコミュニケーションで大事な要素を含んでおり、国語の授業においても俳句は注目されています。
愛大俳句研究会では週に1度の句会を行っており、休日には県内外の名所を巡り俳句を作る吟行会、長期休暇中には合宿も行います。また、学生祭の時期に合わせて各部員が作った俳句をまとめた部誌を発行します。
更に、毎年松山で全国大会が行われる『俳句甲子園』では、我がサークルは賛助団体として運営に密接に関っています。このように、当団体では俳句そのものを楽しみつつ「俳句でまちづくり」を目的に様々な大会やイベント事業でスタッフをするというようなボランティア活動も行っています。
魅力たっぷりの俳句、一度体験してみませんか。
簡単な俳句の作り方(取り合わせ編)
「俳句って難しい」と思っている方に簡単な俳句の作り方を紹介します。
俳句を作る時の基本的なルールは、「5文字、7文字、5文字のリズムで作る。17文字の中に季語を1つだけ入れる。」という2つだけです。季語はあまりなじみのない言葉かもしれません。
季語とは、マフラー(冬)やチューリップ(春)や夏休み(夏)など、季節を表す言葉のことです。5文字のリズムとは、チューリップをチュ?ー?リ?ッ?プと5音で発音することです。マフラーなら、マ?フ?ラ?ーの4音、夏休みなら、な?つ?や?す?みの5音となります。
例えば春の季語である「春の風」を使って、俳句を作ってみましょう。春の風は、暖かくて爽やかで、心地がいい季語です。この季語を、俳句の最初に持ってくると、
「春の風」
となり、早くも俳句の3分の1が完成です。残りの3分の2、12文字は何かつぶやけば完成します。
今、私はサークルの紹介文を作っています。そこで、
「春の風紹介文を作成中」
と、何気ない出来事から俳句ができました。この俳句の最後の「作成中」は、6文字のリズムで読みます。俳句は5、7、5の整ったリズムで作らなくても大丈夫です(詳しくは、字足らず?字余りと言います)。
この「春の風紹介文を作成中」という俳句、春の風の暖かくて爽やかなイメージから、新入部員が入ってくるのをワクワクしながら、紹介文を作っている感じがしませんか?
ここで、この季語を「冬の風」に変えてしまうと、
「冬の風紹介文を作成中」
冬の風の冷たくて寒々しいイメージから、なんだか、廃部寸前みたいな厳しそうな様子が浮かんできませんか?
このような感じ方の違いは、季語の持つ力によるものであり、季語を選ぶ面白さでもあります。このように、俳句は簡単に作ることができます。
お問い合わせ
連絡先 aidai.haikuken@gmail.com
Twitter(@Aidai_Haiku)、Instagram(aidai_haiku)にて活動内容などをつぶやいています。「愛大俳句研究会」で検索して、ぜひ見てください。入部願もそこで受け付けています。
顧問 | 中西 淳 |
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学生代表者 | 中田 真綾 |
部員数 | 男 7人 女 9人 (2023年4月現在) |
活動時間 | 毎週火曜日18:30~19:30に句会を実施しています。(各クォーター毎に皆が来やすい曜日に変更) 不定期で吟行会、長期休暇中には合宿を行います。 時にアクティブ時にのんびり。そんなサークルです。思い思いの形で参加してもらえると嬉しいです。 |
活動場所(施設名) | 課外活動第1共用施設2階 |
部費(月額) | 250円 |
サークルボックス | あり |