平成30年12月13日(木)、大学本部において、インドネシアで実習中に地震が起こったという想定で危機管理シミュレーションを開催し、教職員約30名が参加しました。
始めに、危機管理担当の黒澤理事より開会挨拶があり、その後、東京海上日動火災保険株式会社の河内浩樹講師から「留学を取り巻くリスクと緊急時対応計画について」と題して、リスクマネジメントの基本的な考え方や海外派遣における危機管理のプロセスなど、シミュレーションを実施する前の基礎知識として概要説明がありました。
参加者は対策本部、学生家族班、現地派遣班、広報情報収集班、業務渉外班、総務経理班に分かれ、ワークショップ形式による危機管理シミュレーションを行いました。
次々と入ってくる情報に、どう対応するのかということを各班で論議しながら進めていきました。
ワーク終了後、会場を移し、家族説明会と記者説明会を実施しました。説明会では、家族役やマスコミ役からの厳しい追及に対し、担当者は、緊張の面持ちで言葉を選びながら真摯に説明を行いました。
研修後、参加者からは、危機管理の意識が高まった、日頃からの備えが必要だと思った、引率教員を対象とした危機管理研修等を実施してほしいなどの感想が寄せられ、実り多い研修となりました。
<国際連携課>