お知らせ

宇宙進化研究センター講演会「宇宙最大の爆発ガンマ線バースト -大学衛星によるブラックホール誕生への挑戦-」を開催しました [10月20日(土)]

 平成30年10月20日(土)、城北キャンパスのグリーンホールで金沢大学 理工研究域 数物科学系の米徳大輔教授を講師に迎え、宇宙進化研究センター講演会「宇宙最大の爆発ガンマ線バースト -大学衛星によるブラックホール誕生への挑戦-」を開催しました。
 当日は、小学生から高校生や大学生、上は80代まで幅広い年齢層の160人の方々に参加頂きました。
 講演の中で米徳教授は、ガンマ線バーストの発見やブラックホール衝突、極超新星爆発などその起源についてわかりやすく解説しました。また、ガンマ線バーストにはまだ謎が多いことや遠くの宇宙を知ることも可能であること、さらに、米徳教授の研究室で開発している金沢大学衛星プロジェクト“Kanazawa-sat”などを活用した今後の研究の展望について熱く語りました。 
 宇宙進化研究センター講演会恒例の質疑応答のコーナーでは、ガンマ線バーストの継続時間に関する専門的な質問から、近くの星でガンマ線バーストが起こったら地球はどうなるのか、といった疑問まで様々な質問が参加者から投げ掛けられました。 
 終了後のアンケートでは、「ガンマ線バーストというものがよく分かった」「将来、宇宙の最深部について知れる可能性があり、夢のある面白い話だった」「普段はなかなか聴く機会のない専門的な分野について詳細に説明され、理解が深められた」など、多くの好評な声が寄せられました。

<宇宙進化研究センター>