お知らせ

農学研究科修士課程の小笠原実里さんが、「公益信託エスペック地球環境研究?技術基金(エスペック環境研究奨励賞)」より助成金の交付を受けました【10月16日(火)】

 農学研究科生物環境学専攻?森林資源学コースの小笠原実里さん(修士課程1年)が、平成30年10月16日(火)にエスペック株式会社本社で開催された「公益信託エスペック地球環境研究?技術基金」第21回授与式において、エスペック環境研究奨励賞を受賞しました。この賞は地球環境保全に関する優れた調査研究を行う研究者に贈られるもので、受賞者には研究実施のための助成金が授与されます。
 小笠原さんの受賞研究テーマは、「北ボルネオの泥炭湿地林で優占するフタバガキ科Shorea albidaの起源の解明とそれに基づいた植林ガイドラインの作成」です。Shorea albidaは北ボルネオの泥炭湿地林で優占する巨大高木ですが、森林伐採の影響を受けて現在では希少種となっています。本研究は、この種の起源と分布域の歴史的変遷をDNA配列解析によって明らかにし、その研究成果を泥炭湿地林再生のための植林プロジェクトに役立てていこうとするものです。

賞状

<農学研究科>