大学院理工学研究科電子情報工学専攻の石川史太郎准教授が、「新規半導体ナノワイヤ材料の開拓」の研究で「源内賞」を受賞し、平成30年3月25日(日)、平賀源内の故郷、香川県さぬき市にある平賀源内記念館で授賞式が行われました。
この賞は、平賀源内の偉業をたたえて設立された公益財団法人エレキテル尾崎財団が、発明工夫の思想の啓発普及に努めるため、電気?通信技術の研究分野で先導的?開拓的な業績を挙げた研究者に送られるものです。
本研究では、原子レベルで構造制御可能な優れた微細結晶合成技術により、未踏の可赤外域、可視域のナノスケール材料の開拓を行いました。この成果から通信、センサー、太陽光エネルギー変換、ディスプレイなど多岐に渡る技術革新が期待されることに加え、それらが論文発表や書籍出版などで学術的に高い評価を得ていることが評価され今回の受賞に至りました。
<大学院理工学研究科>