平成29年12月8日(金)?10日(日)、本学留学生3人(フィリピン1人、ケニア1人、レソト1人)が、八幡浜市でホームステイを体験しました。
このホームステイは、地域における相互交流の推進と、愛媛をより深く留学生に知ってもらうことを目的に、国際教育支援センターが毎年実施しているものです。また、留学生と地域の方や地域社会との交流をより強化するため、ホームステイ中には、地元の小学校訪問も行っています。
1日目は、八幡浜市立神山小学校を訪問しました。はじめに、留学生は日本語で母国について紹介し、小学生は八幡浜市と小学校について紹介した後、小学生からのいろいろな質問に答えたり、一緒に日本と母国のゲームを楽しんだりして、交流を深めました。そして、給食?昼休み?掃除に参加し、自分たちの母国とは異なる小学校の様子に驚いていました。午後からは、小学校の隣に併設された神山幼稚園を訪問し、幼稚園の子供達と一緒に、歌や踊りを楽しみました。その後、ホストファミリーと対面し、緊張した面持ちで日本語で挨拶をしていました。
2、3日目はそれぞれのホームステイ先において、家庭料理を作ったり、日本の遊びを体験したり、近郊の名所に出かけたりと、様々な活動をして過ごしました。松山へ帰るころにはコミュニケーションが深まり、「日本の家族」との別れを惜しみました。
ホームステイ終了後の日本語の授業では、初めて日本語でお礼状を書き、早速ホストファミリーへ送りました。
この行事は、毎回県下の異なる地域で行っており、今回で27回目となります。いずれも地域の皆様のご協力のもと、それぞれの地域の特徴を生かした内容で行ってきました。現在では、この行事を通してできた関係が広がり、本学国際教育支援センターと各地とのネットワークが形成されつつあります。センターでは、今後もこの行事を継続的に行い、この交流の輪をさらに広げていきたいと考えています。
今回のホームステイは、八幡浜市国際交流協会?神山小学校?神山幼稚園?青年海外協力隊のOB?OGの皆様に多大なご協力をいただきました。心よりお礼を申し上げます。
<国際連携課>