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大学院理工学研究科生産環境工学専攻の黄木景二教授らがBest Paper Awardを受賞しました【平成29年11月27日(月)~29日(水)】

 大学院理工学研究科生産環境工学専攻の黄木景二教授、堤三佳講師、水上孝一助教と東レ複合材料研究所の松谷浩明氏、佐藤成道氏がThe 15th Japan International SAMPE Symposium and Exhibition (JISSE-15 平成29年11月27日(月)~29日(水) 先端材料技術協会主催)において共同で発表した
以下の研究論文が、Best Paper Awardを受賞しました。
賞状

論文題目:Numerical simulation of process-induced deformation of carbon/epoxy composite laminates with interlayers Keiji Ogi, Mitsuyoshi Tsutsumi, Koichi Mizukami, Hiroaki Matsutani and Narumichi Sato

 本研究論文は、航空機で用いられる層間強化型炭素繊維強化プラスチックの成形残留変形を予測する数理モデルを構築し、その妥当性を有限要素法により検証したものです。提案した数理モデルに基づく数値シミュレーション結果は実験結果とよく一致しており、一般の構造部材への適用が可能なモデルとして、その有用性が高く評価され、受賞に至りました。なお、本研究は、戦略的イノベーション創造プログラム(Cross-ministerial Strategic Innovation Promotion Program ;SIP)「革新構造材料」における本学の研究課題である「成形残留応力予測手法の開発」の研究成果として発表されたものです。

<大学院理工学研究科>