平成20年7月28日(月)、附属高等学校が高大連携プログラムとして実施した「基礎科学実験」の発表会を開催しました。
附属高等学校では、この夏、1年生を対象に、短期集中型高大連携プログラムの一環として「基礎科学実験」を実施しました。これは、高校生が科学の基礎的な実験?実習により、問題発見や解決に至る発想の基本を習得してもらうために行ったものです。この実験は、本学附属実験実習教育センターの全面的な協力により、城北地区の同センターで行いました。
7月22日(火)、23日(水)に行った実験では、「金属加工」、「真空とは何か」、「点接触型ダイオード」など11の課題の中から1つを選択して実験し、レポートにまとめました。単に決められた実験を行うだけでなく、自らが疑問を持ったことを実験により解決していくという、高校1年生にとっては高度な内容でした。
? また、今回は、プレゼンテーションの基礎を培う機会として、実験の結果を発表する場も設けました。ある班は、マグデブルグの球体(内側がくぼんだ2つの金属製の半球)の中を真空にすると、くっついて離れにくくなるが、どれだけの力で引っ張ると離れるかを、そのときの気圧など複雑な計算を用いて予想しました。そして、出された結果を確かめるために、吊るした球体にぶら下がり、予想した答の体重以上の人なら離れることを実際に見て、予想が正しかったことを確認しました。
まだ高校1年生ということもあり、プレゼンテーションはほとんどの生徒が初めてだと思われます。しかし、少し緊張しながらも、立派なプレゼンテーションでした。また、質疑応答でも、素朴な疑問から高度な疑問まで次々と手が上がり、活気に満ちた発表会でした。
発表会には、小松正幸学長、柳澤康信教育?学生支援機構長、井出 敞工学部長、泉 英二農学部長、武岡英隆スーパーサイエンス特別コース長、田中寿郎実験実習教育センター長を始め、多くの足球即时比分_365体育直播¥球探网関係者が参観し、高大連携に対する関心が高いことが伺えました。
閉会行事においては、柳澤理事と田中教授から、今後の取組みについての助言がありました。これからも、こういった場を設けて、附属高校生の能力がよりいっそう高まることを期待しています。
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社会連携課