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大学院農学研究科の高山弘太郎准教授と地域協働センター西条の荒木卓哉准教授が「日本生物環境工学会2017年松山大会」で学術賞を受賞しました

 平成29年8月30日(水)~9月3日(日)、農学部で開催された「日本生物環境工学会2017年松山大会」で、農学研究科の高山弘太郎准教授と地域協働センター西条の荒木卓哉准教授が日本生物環境工学会学術賞を受賞しました。
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 高山准教授は、「ロボット化された生体情報計測によるSPAコンセプトの実装に関する国際的研究開発」について、顕著な学術業績を挙げており、日本生物環境工学会ならびに関連学術分野の発展に貢献したとして表彰されました。(※SPA:Speaking plant approach(スピーキング?プラント?アプローチ)の略であり、各種センサーを用いて作物の生体情報を取得し、生育状態の良否を診断した上で、作物の栽培環境条件を適切に制御するというコンセプトです。)

 荒木准教授は、「作物の物質生産機能に関する環境生理学的研究」が、持続的な栽培体系の構築を目指して取り組んだ、窒素投入量の節減が水稲の乾物生産、光合成および光阻害程度へ及ぼす影響について生理生態学的手法により明らかにしたこと、トマト、ウンシュウミカンなどの果実の肥大と果実への物質集積の動態に基づいて果実内炭素収支と水収支を明らかにし、栽培技術の高度化に寄与したことが評価されました。

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<大学院農学研究科>