この催しは、小学校4、5、6年の児童とその保護者を対象として、身近なテーマの科学実験に親子で楽しく取り組み、科学のおもしろさ、不思議さを体験してもらおうというものです。身近な材料で「見る」「触れる」「実際に試す」といった直接体験を通して、家族ぐるみで科学への関心を高め、理科好きの子どもたちを育成することを目的に企画しました。
今年度は、両日合わせて156組(393名)のご家族が来場し、以下の11の実験テーマのうちから3テーマに挑戦しました。今治西高等学校、松山南高等学校、本学附属高等学校の教員や生徒も指導を行いました。
実験テーマ
(1)円のふしぎ (2)光のふしぎ (3)低温の世界 ?ドライアイスで遊ぼう? (4)スライムを作ろう
(5)カエルとオタマジャクシの骨をくらべてみよう (6)海苔の光合成色素の不思議
(7)顕微鏡で小さな生き物を見てみよう (8)不思議なドリンクホルダー (9)金属樹を顕微鏡で見よう
(10)DNAを抽出してみよう (11)水の中にシャボン玉をつくろう!
実験後に書いてもらったアンケートには、児童からは「普段できない実験がたくさんできて楽しかった」、「不思議に触れて面白かった」、「理科、数学がもっと好きになった」をはじめ、実験への考察を含めた感想が多くありました。また、保護者からは「親子で実験、観察を楽しめた」、「家庭ではみることもない子供の姿を見ることができて良かった」、「来年も絶対に参加したい」といった回答が寄せられました。実験中には、保護者の方々が熱心にメモを取ったり写真を撮ったりする姿が見られました。
<理学部>