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「ぎょショック」開発学生委員会が開発した魚の食育カードゲーム「ぎょショック」が商標登録

平成20年5月29日(木)「ぎょショック」開発学生委員会のメンバーで法文学部人文学科4回生の黒木綾乃さん、八塚美幸さん、三浦由華さんが指導教員である野崎賢也地域創成研究センター准教授、「ぎょしょく教育」研究推進プロジェクトの代表である若林良和南予水産研究センター教授、阿部覚農学部特定研究員とともに、同委員会が中心となり開発した食育カードゲーム「ぎょショック」が、平成20年4月18日付けで商標登録されたことを小松正幸学長に報告しました。

 「ぎょショック」は、本学の「ぎょしょく教育」研究推進プロジェクトチームが,「平成18年度農林水産省民間における食育活動促進支援事業」に採択され、補助を得て、「ぎょしょく教育」(本学チームが研究開発した、魚や水産業について総合的に学ぶ食育プログラム)のツールとして開発したカードゲームです。
 ゲームの企画からデザインまで「ぎょショック開発学生委員会」の学生が主体となり開発し、愛南町内の水産関係者や教育関係者の協力を得て、愛南町版として、平成19年2月に完成しました。
 このゲームは、魚カード16枚と技カード20枚を組み合わせて点数を競う対戦型カードゲームで、魚の名前や特徴、料理方法などの他に、水産業をめぐる状況や、海の環境問題などについても学ぶことができ、対象年齢はおおむね小学校3年生以上となっています。

 小松学長は、黒木さんらからゲームの解説を受け早速対戦しましたが、あえなく敗戦したものの、ゲームの狙い、効果等に感心し、開発の労をねぎらうとともに、今後の展開に期待を寄せました。
 これを受け、野崎准教授は、「他地域のバージョンの開発や、電子ゲーム化の企画、『ぎょショック』大会の開催などを行いたい」と意欲を述べました。
 「ぎょショック」の輪が広がり、「ぎょしょく教育」がますます進展することを期待します。

広報室