本学のスーパーサイエンス特別コースが、文部科学省の「理数学生応援プロジェクト」に採択されました。
「理数学生応援プロジェクト」とは、理数分野への高い関心と能力を有している学生を見出し、さらに伸ばすために、入試方法?教育プログラムの開発?実践や工夫した取組を行う文部科学省の事業です。平成20年度は、本学の『研究センターを中核とする研究者育成プログラム?全学体制の「スーパーサイエンス特別コース」?』が採択されました。
本学は、平成17年に「スーパーサイエンス特別コース」を設置し、高等学校段階までに培われた理数分野への興味?関心を基盤に、第一線で活躍できる研究者の育成に取り組んできました。これまでに、「実験」を含むAO入試による選抜、コース専用カリキュラムの適用、早期卒業制度の運用、海外語学研修の実施などを大学独自に行ってきました。
本プロジェクトにより、「自律学習プログラム」、「理数分野に特化した英語教育」、「低年次学生に対するチューター制度」などを実施します。また、実地調査、学外での実験、学会への出席などは、その機会を大幅に増やします。教育?支援体制を一層充実させようとするこれらの取組により、さらに高い教育効果を生むことを目指しています。
なお、平成20年度の他の採択大学は、鹿児島大学、東北大学、東京農工大学、北海道大学です。初年度の平成19年度には、千葉大学、東京工業大学、東京理科大学、京都大学、大阪大学が採択されています。
また、平成20年5月2日(金)、井上敏憲アドミッションセンター准教授、武岡英隆沿岸環境科学研究センター長、林 秀則無細胞生命科学工学研究センター教授が、記者発表を行いました。
広報室