平成20年4月16日(水)、平成21年度から法文学部に設置する「観光まちづくりコース」の概要を発表しました。
記者会見では、森 孝明法文学部長が概要を説明し、その後、湯浅良雄副学長、森学部長、西村隆誉志法文学部総合政策系担当学部長が記者からの質問に答えました。
観光産業は、21世紀のリーディング産業となる可能性を持っており、今後の地域の活性化のためには、観光産業を地域の基幹産業として育てていくことが重要な課題となっています。しかし、現在の愛媛県においては、全国的に低位な状況にあり、その大きな原因として、観光に関わる人材の不足があると考えられています。そこで、本学では、法文学部に特別コースを設置して、「観光まちづくり」における地域のリーダーを養成していきます。
このコースは、法文学部総合政策学科と同人文学科が共同して、学科を超えた「特別コース」として設置し、総合政策学科には「観光政策系」、人文学科には「観光文化系」を設けます。それぞれの定員は10で、その半数の5は、学科別にAO入試を実施し、選抜します。残りの5は、一般選抜による入学後、2年次のコース選択により選抜します。
カリキュラムの特徴としては、実際に観光の現場に行って学習するフィールドワークやインターンシップを通じて学ぶ実践教育を実施すること等があります。
将来、本コースから地域の観光を担っていく卒業生が出ることを期待しています。
広報室