平成19年12月11日（火）、総合情報メディアセンターにおいて、安全衛生セミナーを開催しました。
大学の安全衛生管理に対しては、今まで、教育研究を重視していたため、あるいは研究と安全は乖離するという考え方があったため、それほど関心が払われていなかったようです。
そこで、前東京大学大学院農学生命科学研究科長?會田勝美先生に、同じ大学人としての立場から、「安全な教育?研究の実現を目指して」というテーマで、研究室?実験室だけでなく野外活動をも含めた安全衛生管理について講演していただきました。
會田先生は、在籍されていた大学院農学生命科学研究科において平成17年度から18年度にかけて立て続けに起こった数件の事故について、事故の後に安全衛生管理室の強化や研究科長による安全衛生パトロールといった措置をとられたこと等、自らが経験されたことを話されました。そして、安全と衛生の確保は、大学における教育研究活動の根幹を成すものであり、教育研究安全衛生マネジメントシステムの自主的かつ継続的運用が大切であるとまとめられました。
本学では、今まで幸いにも大きな事故は起こっていませんが、事故は起こりうるものだという前提のもと、学生と教職員の安全衛生を基盤とした快適な教育?研究環境を構築していきます。
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- 會田先生のご講演
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- 質疑応答の様子
広報室