本学教育学研究科教職大学院にて開講中の講義科目「愛媛の教育改革」において、県内各地から多彩なゲストをお招きし、愛媛の教育改革について学びを深めています。
5月16日(火)には、愛媛県教育研究協議会会長の遠藤敏朗先生をお招きしました。遠藤先生からは、愛媛県教育研究協議会がどのように愛媛県の教育改革の一翼を担っているのか、歴史、組織、活動の概要についてお話しいただき、これからの改革の方向性についても伺いました。
5月23日(火)には、前愛媛県市町教育委員会連合会会長、前松山市教育委員会教育委員長の金本房夫先生をお招きしました。金本先生は、教育長や教育委員長も歴任されており、校長の視点に加え、教育行政の視点からも愛媛の教育改革について伺うことができました。特に、松山市教育委員会教育委員長時代に取り組まれた「ふるさと松山学」の教材作成等について熱くお話しいただきました。
6月20日(火)には、宇和島市立城東中学校長の山本浅幸先生をお招きしました。山本先生からは、中学校を事例とした学校改革の具体的な取組についてお話を伺いました。城東中学校の弱みや強みについて教職員で熟議を行い、重要度と短期?長期の時間軸で評価したマトリクスを作成し、教職員で取り組むべき課題を明確にしながら日々の学校経営、教育実践に取り組まれている様子をお話しいただきました。
県内各地の教育改革を担うリーダーの方々からお話を伺い、直接議論する機会が得られるのは、本学教職大学院の大きな特徴です。講義に参加している学生も大いに刺激を受けたようでした。
<教育学研究科>