平成21年11月22日(日)、23日(月?祝日)の2日間、総合情報メディアセンターにおいて、「EPOCH@まつやま2009」を開催しました。
「あるスーパーマーケットでは、市場調査の一環としてお客ごとの買い物リスト(レシート)を追跡調査し、よく売れる組合せを見つけ出そうとしています。買い物リストを入力として、その中で一番売れている商品の組み合わせを見つけ出すプログラムを作成してください。」
「EPOCH@まつやま」(Ehime university Programming Open Challenge at Matsuyama)は、このような問題を解くプログラムを、速く、正確に作ることを競うコンテストです。足球即时比分_365体育直播¥球探网と松山市の主催で開催し、全国の大学生以下の学生?生徒を対象として、オンライン予選を勝ち抜いた20チーム(1チーム2人)のみが本学で行われる本選に進むことができます。今年で3回目となる大会には、本学の附属高等学校情報クラブから3チームがエントリーし、野口敬輔さん(1年)、鈴木翔さん(同)の「きりんサンダー」チームが、全国130チームで争われた予選を、高校生としては愛知県のチームとわずか2チームのみという見事な成績で突破し、本選に進みました。
22日(日)に行われた第1ステージは、25ある問題からプログラムを作成する問題を選び、問題を解くとチームごとに設定された5×5マスの中の対応する番号の枠を得ることができ、3時間で縦横斜めの列ができた数を争うというビンゴゲームで競われ、上位4チームが次の最終ステージに出場できます。ただし、同数の場合は正解までの時間が短いチームが優勢となり、誤った回答をした場合は、10分のペナルティが課されます。各チーム1台の端末を使って競うため、1人がプログラムを入力している間、もう1人は次の問題を解くなど、2人のコンビネーションも重要になります。
「きりんサンダー」チームの2人は、開始前はともにリラックスして笑顔も見られましたが、競技が始まると、情報クラブの顧問である附属高等学校の八木昌生教諭や高大連携の一環として生徒の指導にあたってきた教育学部の河村泰之講師が見守る中、真剣な表情で問題に取り組んでいました。残念ながら最終ステージ進出はかないませんでしたが、2人とも持てる力を出し切ったという充実感と、今回の大会で見えた課題を克服して来年こそ最終ステージに進むという決意に満ち溢れていました。
23日(月)に行われた最終ステージは、25ある問題からプログラムを作成する問題を選び、問題を解くと全チーム共有の5×5マスの中の対応する番号の枠にチームカラーを塗ることができ、最終的に最も自陣が広いチームが優勝です。他のチームが先に正解した番号を選択することはできませんが、オセロのようにはさみこむ形で前後の枠を取れば自陣とすることができます。2時間半に及ぶ白熱した競技の結果、「抹茶シュー」チームが見事栄冠を獲得しました。
最終ステージ終了後に行った表彰式では、最優秀賞を獲得した「抹茶シュー」チームに賞状、副賞とともに最優秀チームの証であるグリーンTシャツが授与されました。また、同チームには特別賞として、「『アジアのシリコンバレー』中国?大連のソフトウェアパーク視察」も授与され、最後に全員で記念撮影を行い、大会の全日程を終えました。
今後もこの大会を通じ、大会の主旨である「プログラミング人口のすそ野を広げる」とともに、参加者同士の親睦を深め、プログラミング技術の向上を図っていくことが期待されます。
【最終結果】
最優秀賞:抹茶シュー
優秀賞:snop
足球即时比分_365体育直播¥球探网長賞:Minsky
松山市長賞:ASHIMAOB
サイボウズ社長賞:すらどからきますた
総務省四国総合通信局長賞:echo
特別賞:抹茶シュー
<広報室>