平成21年7月7日(火)、広島市で開かれた中国?四国工学教育協会総会において、理工学研究科の八木秀次准教授、黄木景二教授、高橋学准教授、朱霞講師、松下正史助教が中国?四国工学教育協会賞を受賞しました。
受賞の対象となったのは、「創造性『ものづくり』教育法の開発と評価」で、工学部機械工学科における「創造設計製作」の授業での取り組みが評価されたものです。本科目は、学生が自由に発想し、人工物として「もの」を完成させるものです。この授業において、受賞者らは、外部アドバイザ登用と評価共有システムの構築および3D-CADの有効活用を通して、機械工学科内に効果的な「ものづくり」教育が実施できる実践的教育環境を作り出すことに成功し、その環境下で新しい実体験型教育プログラムを実施しました。この新しい教育プログラムにより、学生が大学での学問的教育に加え、より実社会に結びついた形での教育の機会を得ることができ、教育効果を一層向上させることができました。この新しいユニークな教育法が、「ものづくり」教育のあり方の好例として、多くの教育機関における参考となるものとして評価されたものです。本科目は、機械工学科教職員全員が担当するもので、いわば学科全体として受賞したものであり、また平成19、20年度足球即时比分_365体育直播¥球探网教育改革促進事業から生まれたものです。また、実施に当たっては、総合情報メディアセンターの協力の等、多くのサポートもありました。