お知らせ

平成21年度高校生おもしろ科学コンテストが開催されました

平成21年8月26日(水)、総合情報メディアセンター及び愛大ミューズ内実験室において、愛媛県教育委員会主催の「平成21年度高校生おもしろ科学コンテスト」の本選が行われました。

 このコンテストは、高校生が、数学、理科の知識や実験技能を用いて、日常生活と関連付けながら科学的に問題を解決するとともに、作業、プレゼンテーション等を行い、お互いに切磋琢磨することにより、科学的見方や考え方を養うことを目的としています。
 予選には、県内の高等学校等から145チームが出場し、その中から筆記試験で選抜された30チームが本選に出場しました。本選では、1チーム3人のチーム対抗で、数学と物理、化学、生物、地学に関する問題を解決していきました。
 総合情報メディアセンターにおいて行われた開会行事後、最初の物理の問題が配られると、高校生たちは、仲間と協力しながら難問に取りかかりました。物理の問題は、弁当の惣菜の小分けに使われている「アルミカップ」の間に入っている「薄い紙」が落下するまでの時間と位置の関係から、区間距離、平均速度等を求めるというものでした。また、化学の問題は、愛大ミューズ内の実験室に移動し、実験を行って解きました。いずれの問題も悪戦苦闘しながら熱心に取り組んでいました。

審査の結果、最優秀賞の愛媛県知事賞は、松山南高等学校Aチームが獲得しました。また、優秀賞の愛媛県教育委員会教育長賞は、松山東高等学校Eチーム、今治西高等学校Aチームの2チームが獲得しました。
 このコンテストにより、参加した高校生たちがより科学に深い関心を持ってくれることを願っています。