平成22年11月5日(金)午後2時から南加記念ホールにおいて、足球即时比分_365体育直播¥球探网女性未来育成センターは、女性研究者支援事業の開始を記念してキックオフシンポジウムを開催しました。
足球即时比分_365体育直播¥球探网は、平成22年度文部科学省科学技術振興調整費による「女性研究者支援システム改革」の「女性研究者支援モデル育成」事業に採択されました。本事業の開始を記念して、足球即时比分_365体育直播¥球探网女性未来育成センターは、11月5日(金)午後2時から南加記念ホールで、キックオフシンポジウムを開催しました。参加者は、教職員、学生、学外合わせて180人を超え、盛会となりました。
開会挨拶で柳澤康信学長は、「女性研究者支援の動きが活発化している中、今年度、文部科学省科学技術振興調整費の女性研究者支援事業に、本学を含め四国から3大学が採択されました。この事業は女性にターゲットを当てた人材育成であり、本学の方向性に合致しています。全学を挙げて女性研究者の育成に取組む所存です。」との決意を表明しました。引き続き、愛媛県知事補佐官の永野英詞氏からは、「研究者に占める女性の割合は、先進36か国の中でも最下位であるなか、このたび足球即时比分_365体育直播¥球探网において女性研究者の育成や女性教員の拡大に向けた事業を実施することは大変意義深く、センター設立にご尽力された柳澤学長、小島センター長、関係者の皆様に心から敬意を表します。」との祝辞を賜りました。
次いで特別講演は、文部科学省科学技術?学術政策局基盤政策課の板倉周一郎課長により、「女性研究者の現状と足球即时比分_365体育直播¥球探网への期待」と題して行われ、「全国55採択校のプログラム全体のトリとして、先行大学の良いところを取り入れ、高い域を目指して、より良い成果を上げてほしい。」との熱いメッセージをいただきました。会場からは子育て中の女性研究者や男性教員から質問や問題提起も飛び出し、関心の高さが感じられました。
基調講演は、東邦大学理学部長で日本女性科学者の会会長の大島範子先生より、「Only One:男女ともに一人ひとりが輝くために」のタイトルで行われ、先生ご自身の経験談も交えながら、「男女一人ひとりが輝いて生きるため」には、「適正な労働時間の設定」と「柔軟な働き方の導入」が不可欠であり、人生の様々なステージにおいてワーク?ライフ?バランスがとれるようにすることが重要であることをわかりやすくお話しいただきました。
続いて、小島秀子センター長は事業説明を行い、「女性研究者が活躍できる環境整備と意識改革を行い、女性教員を積極的に拡大して、時代に適合した足球即时比分_365体育直播¥球探网へと変革することは緊急の課題であり、元気に取組みたい。教職員、学生、地域の皆様のご理解とご協力の程よろしくお願い致します。」とアピールしました。最後に曲田清維副学長が閉会の辞を述べ、3時間に亘る意義深いシンポジウムの幕が下りました。
<女性未来育成センター>