医学部および附属病院の教職員?学生は、平成22年10月9日(土)、10日(日)に、松山市の城山公園ふれあい広場において開催された「リレー?フォー?ライフinえひめ2010」に参加しました。
リレー?フォー?ライフとは、昼夜を通して一本のたすきをつなぎ「がん」や「命」について考えるイベントで、25年前にアメリカで始まりました。その後、世界各地、日本(初開催は平成18年筑波で開催)にも広がりを見せ、今年は愛媛県を始め全国20か所で開催されました。
開会当日はあいにくの雨の中、本学からの「附属病院」、「あいほっと」、「看護学科学生」2チームの計4チームを含む、個人、団体合わせ39チームが集まり、24時間の「命のリレー」に臨みました。
リレー?フォー?ライフには5つの基本理念があります。
「歩く」 参加チームはたすきをリレーして24時間歩き続けます。
「学ぶ」 がんについて学びます。
「偲ぶ」 がんに向き合った仲間の勇気を讃え静かに祈ります。
「楽しむ」 ステージ上では楽しいパフォーマンスがあります。
「支えあう」 早期発見や医療者の育成などのための様々な活動や寄付を募ります。
雨で始まったたすきリレーは、夜にはルミナリエバック(参加者のメッセージを書いた紙袋の中にキャンドルを灯したもの)の幻想的な灯で模られた「HOPE」の文字の周りを歩き、故人を偲びながらのリレーとなりました。
今回、愛媛県では初開催にもかかわらず1255人もの方々が参加し、10日(日)にフィナーレを迎えました。どのチームも雨の中一本のたすきをつなぎ続け、「がん」や「命」について考える啓発活動やステージなどのイベントをとおして、「がん」「命」について認識を新たにしたようです。また、24時間歩き通す中で、様々な交流も生まれました。
<医学部>