平成22年9月30日(木)、総合情報メディアセンターメディアホールにおいて、安全衛生セミナーを開催しました。
10月1日?7日は全国労働衛生週間ですが、今回のセミナーはこの週間に先立ち全学的な取り組みとして、大阪大学安全衛生管理部副部長 山本 仁先生及び愛媛労働局安全衛生課課長補佐 荒瀬 雅夫氏を講師としてお迎えし、山本先生には「安全な実験のために」、荒瀬氏には「これから技術者になる人のための労働安全衛生」と題した講演をそれぞれ行って頂きました。
今回の安全衛生セミナーは、本学学生の安全衛生に対する意識向上を目的として、学生及び大学院生を対象に参加を呼び掛けて開催することとなりました。
はじめに、曲田 清維 副学長(労務?環境担当)からの挨拶と、山本先生の紹介がありました。
山本先生の講演では、大阪大学で起きた事故事例を基に、事故を未然に防ぐための実験の作業や実験器具の取扱についてお話しがありました。
? また、引火の危険性については、模擬実験により引火の速さを実感でき、一際学生が興味を示し、楽しい講演となりました。
次に、荒瀬氏の講演では、これから技術者として社会に出る学生のため、労働災害が起こった場合、大学が受ける影響と責任についてお話しがあり、学生はプロフェッショナルとしての自覚を持ち、自ら安全対策を実践するよう心がけることが重要であるということが強調されました。
今後も学生を対象にしたセミナーを積極的に開催しますので、多数のご参加をよろしくお願い致します。
<施設基盤部>