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農学部のザエナル?アビディン助教が日本粘土学会奨励賞を受賞

 平成22年9月8日(水)に名古屋大学工学部で開かれた第54回粘土科学討論会総会において、農学部のザエナル?アビディン助教が日本粘土学会奨励賞を受賞しました。

 同賞は、粘土科学の進歩に対して著しい功績があると認められたものに対して贈られるもので、アビディン助教は「アロフェン及びイモゴライトの構造、性質、合成及び有効利用に関する研究」で受賞しました。
 日本粘土学会は、約半世紀前に設立された歴史ある学会で、最初は地質?鉱物学、無機化学、窯業?セラミック、土木?建設、土壌学等の分野からなる学術団体としてスタートし、最近では、ナノテクノロジー、光記録材料、薄膜材料、触媒などの広い分野にまで拡大して、粘土科学の基礎研究から応用までを総合的に扱う学際的な学会に発展し、国内外からの高い評価を受けています。
 同賞は、同学会が授与する学術賞(学会賞、技術賞、奨励賞、論文賞)のうちで、将来が有望な若手の研究者に与えられる賞です。このことは、受賞したアビディン助教のこれからの研究活動に対して、日本粘土学会が大きな期待を表明したもと受け取ることができます。