平成23年10月2日(日)、医学部附属病院薬剤部田中亮裕薬剤師が、神戸国際展示場において平成23年度日本医療薬学会奨励賞を授与されました。
この賞は、平成12年度に創設され、医療薬学に関連する優れた研究業績を挙げ、将来の活躍が期待される40歳未満の研究者に贈られる賞です。
今回の受賞は、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌（MRSA）の治療薬をより有効にかつ安全に使用するため、新規腎機能マーカーであるシスタチンCを用いた手法を取り入れて研究を展開し、安全かつ有効な投与設計を確立した点が高く評価されました。
授賞式では、日本医療薬学会会頭安原眞人先生から表彰状が授与され、その後「新規腎機能マーカーシスタチンCを用いた薬物投与設計への応用」と題した講演がありました。
＜医学部＞