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Dede Heri Yuli Yanto氏が日本木材学会中国?四国支部第23回(2011年度)研究発表会で日本木材学会中国?四国支部研究発表賞(口頭発表)を受賞

 平成23年9月26日(月)、27日(火)に広島大学学士会館で開催された、日本木材学会中国?四国支部第23回(2011年度)研究発表会で、平成23年9月に農学研究科AAP特別コースの修士課程を修了したDede Heri Yuli Yanto氏(平成23年10月連合農学研究科入学)が、日本木材学会中国?四国支部研究発表賞(口頭発表)を受賞しました。
 発表題目は、「Enhanced biodegradation of asphalt in liquid medium by Pestalotiopsis sp.」です。天然からアスファルトを分解できる菌を選抜する方法を開発するとともに、この方法により強力な分解菌、Pestalotiopsis属菌を単離しました。そして、この菌の培養によりアスファルトが分解できること、その分解に関与する酵素を明らかにしました。さらに、分解率を向上させるため、界面活性剤、MnS04や過酸化水素添加等の添加条件を検討し、それらが分解に及ぼす影響を明らかにするとともに、分解の最適条件を見出しました。その結果、比較的短時間に効率良く(9割以上の)アスファルトを分解できることを見出しました。
 Dede氏が発表したセクションでは9件の口頭発表がありましたが、Dede氏の発表(1件)のみが研究発表賞(口頭発表)に選ばれました。Dede氏の発表は、内容は言うに及ばず、発表の仕方、内容のまとめ方、内容の理解度、質問への的確な返答が審査員の高い評価を得ました。

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<農学部>