平成23年8月20日(土)、21日(日)の2日間、第13回 足球即时比分_365体育直播¥球探网理学部サマースクール「親子で楽しむ科学実験-君もミニ博士になれる!」を開催しました。
このイベントは、小学4、5、6年生の児童とその保護者を対象として、科学実験に親子で楽しく取り組んでいただき、その面白さや不思議さを体験してもらうことを目的として、足球即时比分_365体育直播¥球探网理学部の主催で毎年開催しているものです。
今年は、断続的に雨が降りしきる悪天候にもかかわらず、ほとんど欠席者もなく、両日合わせて228組のご家族、約500人の方々のご来場に恵まれました。参加者の方々は、「たたんで開いて、たたんで???」「暗号を解読しよう」「マイナス196℃の世界」「ストローで楽器を作ろう」「色を分けよう」などの9つの実験テーマのうち、3つの実験に挑戦しました。
「ドライアイスで遊ぼう」では、ペットボトルでつくったロケットがドライアイスの気化によって勢いよく飛ぶ様子に歓声をあげたり、「さかなの標本を作って観察しよう」では、さかなのヒレを広げる作業を慎重に集中しておこなう様子も見られ、他の教室でも教員による原理の説明に聞き入りながら熱心に実験に取り組んでいました。
スーパーサイエンスハイスクール松山南高校の教員と生徒の方々にもお手伝いいただき、生物部による実験テーマ「植物の遺伝子を取り出して観察しよう」では、ブロッコリーから取り出した初めて見るDNAの様子に驚き、高校の生物の先生による遺伝子にまつわるお話をおもしろおかしく興味をもって聞いている様子がみられました。「きれいな炎色のキャンドル作り」では、液体キャンドルの炎をきれいな色にすることに成功して不思議そうに眺めたり、化学部の高校生が考えたフィルムケースの炭酸ロケットを飛ばす実験で歓喜の声をあげる小学生の姿がみられ、参加者からはたいへん好評でした。
アンケートでは、参加した小学生からは、「理科がもっと好きになった」「また来年も来たい」といった数多くのご意見をいただき、 また、ほとんどの保護者の方々からは「有意義である」「今後も続けた方がよい」というご回答をいただきました。「自由研究に役立てたい」「夏休みの思い出の1つになりました」といった感想も寄せられました。
このイベントの実験テーマの多くは、身近なものを題材にしたものでした。この体験が、身の回りに潜む「科学」に関心をもっていただくきっかけになることを願っています。
<理学部>