平成23年8月31日(水)に上海師範大学で上海師範大学国際芸術祭が開催され、本学DanceAZ.とメディアサポーターズ映像部が参加し、ダンスと映像のコラボレーションによる公演を行いました。
上海師範大学国際芸術祭は2005年から隔年で開催されており、上海師範大学と友好関係にある海外の大学から芸術団体が参加し、延べ100回にわたって音楽、バレエ、ダンス、声楽、絵画などの公演を行っています。2009年には、本学から軽音楽部と音楽研究会が出演してジャズを披露し、好評を博しました。今回も上海師範大学から出演依頼があり、DanceAZ.とメディアサポーターズ映像部が同大学において公演を行いました。
8月31日(水)14時から上海師範大学の東部礼堂で開催された公演には、DanceAZ.、メディアサポーターズ映像部、DanceAZ.顧問の牛山眞貴子教授、DanceAZ.のOGら総勢20人が参加しました。公演に先だって、上海師範大学の張民選学長から、芸術は人の成長に不可欠なものであるという挨拶があり、上海師範大学の芸術に対する取組み姿勢を象徴しているかのようでした。
今回はDanceAZ.によるダンスとメディアサポーターズ映像部による映像作品を90分にわたって上演し、第1部「私たち?OUR’S」では、愛媛の街、人、愛媛を紹介する映像を組み込み、DanceAZ.によるヒップホップや和をテーマにした作品などバラエティに富んだ作品を披露しました。また、第2部「復興」の作品は今回の公演のために制作されたもので、東日本大震災を乗り越えて明日に向かおうとする日本を表現するとともに、温かい支援をいただいた中国への感謝と敬意を表しました。
会場には上海師範大学の教職員?学生ら約300人が来場し、ダンスと映像による作品を満喫しました。
本学は上海師範大学と本年3月に学術交流協定を締結しており、来年度からは交換留学の実施が予定されておりますが、今回の公演をきっかけに芸術分野での交流がますます活発化することが期待されます。
上演作品及び参加者は次のとおりです。
【上演作品】
第1部 「私たち?OUR’S」
1 ダンス 「息吹」 DanceAZ.
2 映像作品 メディアサポーターズ映像部
3 映像とダンスの融合 「影」 DanceAZ.、メディアサポーターズ映像部
4 ダンス 「ペンギン」 DanceAZ.
5 ダンス 「ご機嫌な1日?ファンキーデイズ」 DanceAZ.
第2部 「復興」
1 映像作品 「DanceAZ.ダイジェスト」 メディアサポーターズ映像部
2 ダンス 「今日と明日の境界線?For it?」 DanceAZ. OG
3 ダンス 「浪花節人生」 DanceAZ. OG
4 映像とダンスの融合 「廃墟に問う」
DanceAZ.、メディアサポーターズ映像部
5 映像とダンスの融合 「??それでも、木蓮は咲こうとしている」
DanceAZ.、メディアサポーターズ映像部
【参加者】
DanceAZ.
竹内梨子、樋山桃子、小田中彩、東園尚人、丹生谷芽美、松山愛果、
吉村理沙、紙崎 陽、春名大樹、北川純也、福岡小百合(OG)、小林和史、
塩崎雄一
メディアサポーターズ映像部
弘保詩織、田中玖実、村上琴美
指導
丸山陽子(OG)、牛山眞貴子
コーディネイト
児玉健志、園山延枝(国際連携課)