平成23年8月3日(水)、総合科学研究支援センター重信ステーションにおいて、高校生を対象とした夏休みの公開講座「実験で学ぶ尿の科学」を開催しました。
この講座は、平成17年から毎年夏休みに開催していましたが、平成21年、22年は医学部棟耐震工事のため、実験室の使用ができず中断していました。3年ぶりの開催となった今回は、医学?医療系の進学を目指す高校生を主に、愛媛県下5校、13人が受講しました。
講座は、まず総合科学研究支援センター松田正司副センター長の開会の挨拶で始まり、続いて、医学部看護学科岩田英信教授が、尿の生体における役割と、今回の実験項目である、尿中の糖、タンパク質、ケトン体、ビリルビンについて分かり易く解説しました。その後田中盛重技術長から実験の詳細説明と安全上の注意があり、高校生達は、不慣れな実験操作に取り組んでいました。午後の実験では、安全性に配慮した操作ということで、ドラフトを使用しました。一連の実験には、日常に経験する化学反応がいくつもあり、指摘するたびに高校生たちは関心を寄せていました。
最後に、総合科学研究支援センター前山一隆センター長から受講生に修了証を授与し、講座を終了しました。
<医学部>