平成23年1月27日(木)から28日(金)に品川区立総合区民会館で開催された第18回超音波による非破壊評価シンポジウムにおいて、理工学研究科博士前期課程生産環境工学専攻2回生の高田恭兵さんが日本非破壊検査協会新進賞を受賞しました。
今回、高田さんの発表題名は「投影光パタンから作成した溶接モデルの3D波動伝搬解析」であり、同研究科の中畑和之准教授との共著論文です。これは、投影光から物体の表面形状を再構成するツールを3次元波動伝搬解析に応用し、見た目そのままに超音波シミュレーションを行う手法を開発したものです。これによって複雑な形状を有する材料でも簡単に波動伝搬シミュレーションが実行できます。高田さんは本手法の開発に貢献したと共に、これを分かりやすく発表したことが評価され、受賞のはこびとなりました。