平成24年11月30日(金)、坂の上の雲ミュージアムにおいて、松山市が主催する「第14回学生による政策論文」の入賞者発表及び表彰式があり、農学研究科修士課程1年 農業経営学研究室 田口瑞季さんが優秀賞、法文学部総合政策学科3年山住美咲さん?沖村有花さん?門屋明日香さん(共著)が佳作、法文学部総合政策学科1年高木悠司さんがアイデア賞を受賞しました。
松山市政策論文募集事業は“一人でも多くの人を笑顔に 全国に誇れる、わがまち松山”を実現するため、学生がまちづくりや行政に関心をもち、その提案をまちづくりや市民生活の向上に生かすことを目的として、アイデアや意見を募集するものです。
本年度は、161件の応募の中から、最優秀賞1人、優秀賞2人、佳作2組、アイデア賞2人が選ばれました。
優秀賞を受賞した田口さんは、「生ゴミを利用した資源循環型都市構想?松山市農業活性化を目指して?」と題した論文で、市内で廃棄される生ゴミを堆肥化し環境保全型農業を推進することで、松山市の農業を守り松山市農業活性化に繋げる提案を行いました。
また、佳作を受賞した山住さん?沖村さん?門屋さんは、「撮り尽くせ!松山の魅力?フォトバンクシステムの導入?」と題した論文で、市内の魅力的な写真を市民や観光客が携帯電話やパソコンから積極的に発信できる仕組みを作り、松山市の観光情報の充実と新たな魅力の発見を図るといった提案です。
そして、アイデア賞を受賞した高木さんは、「松山城地下駐車場建設 ?松山城の地下利用?」と題した論文で、松山城の地下を駐車場として有効利用し、さらにその駐車場に付加価値を付けることで、松山城周辺の活性化に繋げていくという提案です。
表彰式では、野志克仁市長から直接賞状が手渡され、「提案を今後の市政やまちづくりに積極的に活かしていきたい」との話がありました。
<農学部>