お知らせ

医学部附属病院が、総合情報メディアセンターにて経営分析アカデミーin愛媛を開催しました【6月21日(木)?6月22日(金)、7月20日(金)】

平成24年6月21日(木)から6月22日(金)及び7月20日(金)、総合情報メディアセンターメディアホールにてにおいて、医学部附属病院が経営分析アカデミーin愛媛を開催しました。

 経営分析アカデミーは、宮崎大学医学部附属病院医療情報部の荒木賢二教授をはじめ、鈴木斎王准教授、山崎友義研究員による病院経営分析の実務担当者の育成及びスキルアップを目的とした教育プログラムで、これまで、福岡、長崎、宮崎で開催されてきました。今回の愛媛では、DPC(診断群分類包括評価を用いた入院医療費の1日あたり定額支払い制度)対象の県内4病院と県外3病院の診療情報管理士、医事系、経営系の職員が参加しました。

 アカデミー6月開催では、DPCデータの活用、分析などを身につけるために講義4コマ(「改善のサイクルを回そう」、「原価計算と経営分析」、「経営分析システム(Mercury)を使った経営分析」、「クリニカルパスの分析)」と演習4コマ(「原価計算と収支分析演習」、「症例経営分析方法編」、「症例経営分析実践編」、「症例経営分析演習」)を開講しました。7月開催では、先の受講時与えられた、自院の症例分析や診療科収支分析の課題を参加病院ごとに「症例経営分析結果」を発表し、講師と受講者でディスカッションを行いました。終了後、全受講者27人に修了証書が授与されました。

 参加した7病院は、私立、公立、国立大学など異なる経営主体ではありますが、この研修の成果は、今後、各病院でDPC制度にもとづく症例分析や収支分析など、病院経営改善に反映していくことでしょう。

<医学部>